石原都知事が選挙に出る

★ 大飯原発のすぐ下の断層調査がもうすぐ(11/2)に始まります。活断層の可能性を指摘した渡辺満久教授も調査団に参加。彼を調査団に任命した原子力規制委員会は、「原子力村の住民だ」とさんざん批判されて国民の世論の譲歩した形です。

 今年の冬も電力は足りる事が判って、大飯以外の原発は動きません。大飯を止めたらいよいよ原発ゼロ社会への手がかりがつかめます。
 その標的は橋下市長。彼は世論に押されて、いやいやながら政府には「大飯原発の一転停止」を要求しました。でも関電には何も言えない橋下市長に「関電にこそ、大飯原発止めろ、と要求しろ」と迫りましょう。

 【ところで、石原知事も選挙に出る、と・・・・・】
 石原都知事が辞職して衆院選挙に出ると。

 橋下維新の会の人気がさっぱりなので、もう1人の役者を急いで登場させた、というところでしょうか? 金融資本・大企業・経団連らが裏で動いたのか?自分から「今こそ出番」と思って出てきたか?

 いずれにせよ、誰が出ても、もう大きな旋風は吹かないような気がします。

石原も橋下も、消費税、オスプレイ・沖縄基地、憲法改悪などは自民党と同じ。世論を恐れる橋下は「原発再稼働賛成」とは言えないが、石原は堂々と原発推進です。自民も民主も橋下も石原も、顔は違うが同じ事を言い、やっている。次の選挙では投票率が最低になるんじゃないか。

 彼は、ただ「中央官僚が悪い」と批判して票をかすめ取ろうとしますが、都知事としての石原の実績は「中央官僚」以下。彼がやった事業は、首都銀行をはじめことごとく失敗し、借金だけを残しました。全部都民の税金で穴埋めです。経済オンチ。

 都民に人気のないオリンピック誘致に失敗して150億を浪費し、大恥をかいたことも忘れたかのよう。でも石原という看板だけで選挙に勝てるほど、今の状況は資本家にとって甘くない。

最近は尖閣島の買収(これも自分の金で買うなら話はまだわかるが、都民の税金で買おうとしたから、小者に見えてしまう)で、騒ぎを起こした張本人。彼は最初はヒーロー気取りだったでしょうが、中国でトヨタや日本企業の売れ行きが激減し、経団連が政府に領土問題で中国と対立するなと言い出す時代。経団連にとっても石原は困った存在になっています。

 大企業、金融資本、経団連が求める事に選択の幅はもうない。その狭い選択肢の中で自民党、民主党、石原、橋下が違いを争う。私たちの意思が国会に反映されない。

 国民が国会を見放し、国会の外で声を上げ始める。原発廃止の運動と同じです。